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パンダ:「つがい2頭を希望」仙台市、外務省通し交渉要請
仙台市はジャイアントパンダを市八木山動物公園(同市太白区)に貸し出してもらえないか、中国政府に交渉してくれるよう外務省や在日中国大使館に要望していることを明らかにした。東日本大震災で傷付いた子供たちの心を癒やす目的で、つがいの2頭を希望している。
市によると、5月の日中韓首脳会談で来日した際に被災地を訪れた中国の温家宝首相が被災地の女子児童から「パンダが大好きで旅行のたびに見に行く」と手紙をもらい、その返事を出したことが6月に報道され、パンダの飼育を発案したという。市幹部は「中国は00年、阪神大震災で被災した神戸市の求めに応じ、同市立王子動物園に2頭を貸与した。今回も同様の対応をしてもらえたら」と話している。
仙台市の協力依頼について外務省幹部は「基本的には自治体レベルで交渉する内容」とした上で「被災地にとって明るい話であり、政府としても後押ししたい」との考えを示した。市と中国側との協議の進展状況を見極めながら、12月に訪中する見通しの野田佳彦首相と、胡錦濤国家主席との首脳会談での「パンダ貸し出し要請」も検討する。
ジャイアントパンダは、絶滅の恐れのある野生動植物の保護を定めたワシントン条約により、国際間での取引が規制されている。【平元英治】
毎日新聞 2011年10月17日 11時46分(最終更新 10月17日 12時17分)